契約書の翻訳はどの会社に依頼するべき?おすすめの選び方を解説

ブログTOP画像

契約書の翻訳を依頼したいけど、どのように翻訳会社を選べば良いか分からない

このようなお悩みはありませんか?

国際的なビジネスにおける契約書の翻訳は、専門知識に加え高い英語能力やスピード感が求められます。契約書によって企業のイメージが左右されますので、翻訳のニーズはより多様なものになってきています。

この記事では、契約書の翻訳を依頼する信頼性の高い翻訳会社の選び方を解説していきます。正しい選定基準を知り、ビジネスを成功に導く契約書の翻訳会社を見つけましょう。

辞書を見ている画像
目次

1. 契約書の翻訳を翻訳会社に依頼すべき理由

契約書を作成している画像

海外の企業と取引がある場合、契約書の作成は翻訳会社に依頼することが推奨されています。
理由は以下の通りです。

  • ミスは絶対に許されない
  • 高い専門性が求められる
  • 意訳による曖昧な表現を防ぐ
  • ビジネスに良い影響を与える

契約書を作成するには、その分野の専門知識だけでなく高い英語運用能力、またスピード感など、多岐にわたる知見や経験が求められます。信頼できる翻訳会社に契約書の翻訳を依頼するのは、ビジネス成功における大事なポイントになるのです。

契約書の翻訳を翻訳会社に依頼すべき理由を、以下にて掘り下げていきます。

▶1-1.ミスは絶対に許されない

契約書の翻訳は、ミスが許されない仕事です。契約書は企業のビジネスを左右するため、誤訳があり取引先に誤解されてしまった場合、契約を否定される可能性があります。また、誤訳によりお互いの条項理解にズレが生じ、企業にとって不利な取引となってしまうリスクもあるでしょう。

契約書の翻訳は、専門知識だけでなく法律用語を正確に理解・使用する知識と経験が必要なのです。

▶1-2.高い専門性が求められる

契約書の翻訳には、高い専門性が求められます。特に契約書の翻訳は実務翻訳の中でも難易度が高いとされており、単に翻訳するだけでなく国際取引の知識・知見にも精通している必要があります。

たとえば貿易取引を行う際のインターコムズ、ウィーン条約などの国際条約についても把握していなければ、相手国の原文で書かれた契約書の内容を読み取ることができません。

「英米法」と呼ばれる英文契約書の法律に精通していなければ、適用国の法律に違反するリスクもあります。

企業に損失をもたらさないためにも、契約書の翻訳をする際にはビジネスの専門性に加え、相手国の法律や文化、商習慣まで把握している必要があるのです。

▶1-3.意訳による曖昧な表現を防ぐ

契約書には、各国の法律や商習慣によってさまざまな表現や書き方がされます。日本語の契約書と海外の契約書ではルールが大きく異なるので、契約を交わす場合にはお互いに分かりやすい表現や言葉選びをする必要があります。

その結果、それぞれの言語が不自然で機械的になってしまったり、意味が伝わりづらくなってしまったりします。

契約書の翻訳は原文の法的効果を損なわず、かつ自然で読みやすい文書であるべきなのです。

▶1-4.ビジネスに良い影響を与える

契約書の翻訳が正確かつ適切にされていると、ビジネスに良い影響を与えるでしょう。そのためには常に専門的・法的に正確であり、一貫性のある翻訳がされている必要があります。

私たちが使用している日本語と各国の言語では、言葉の使い方や響き、含まれている意味合いが大きく異なることがあります。

特に日本語は海外諸国の言語形態とかけ離れた言葉の1つなので、適切に翻訳されていない場合、大きな齟齬を生むリスクもあるのです。

ビジネスを確実に成功させるためにも、契約書作成は翻訳会社に依頼することをおすすめします。

2. 契約書の翻訳を翻訳会社に依頼する際の流れ

PCで入力している画像

契約書の翻訳を翻訳会社に依頼するには、何から始めれば良いのでしょうか。ここからは、契約書の翻訳を依頼する際の流れについてご説明します。

具体的には、以下の4ステップで依頼することになります。

STEP
資料を準備する
STEP
見積を依頼する
STEP
翻訳を依頼する
STEP
納品物を確認する

以下にて詳しく解説していきます。

契約書の翻訳を依頼したいけれどどうすれば良いのだろう?

そんなお困りごとがありましたら、ぜひ参考にしてみてください。

▶2-1 資料を準備する

契約書の翻訳を翻訳会社に依頼するには、まず資料を用意します。

必ず用意する資料は、原文で書かれた元原稿です。日本語の契約書を英語に翻訳する場合、日本語で書かれた契約書データ、もしくはプリントアウトした原稿を用意しましょう。

さらに翻訳の精度を上げたい場合は、追加で以下の資料も準備しておくことをおすすめします。

参考資料専門性の高い分野を齟齬なく翻訳してもらえるよう解説のある資料
見本原稿「です・ます調」か「だ・である調」かなど書き方の参考になるサンプル資料
表記統一ガイド価格の表記(漢数字にするか否か)や避けてほしい表現などルールをまとめた資料

▶2-2 見積を依頼する

資料を用意したら、翻訳会社に見積を依頼します。依頼したい翻訳会社のホームページを見て問い合わせフォームやメールアドレスを確認し、原稿を送付しましょう。原稿は問い合わせと同時に送る場合もあれば、質問や確認事項を問い合わせてから送付する場合もあります。

その際、修正やリライトが料金に含まれているかどうかも確認しておきましょう。

▶2-3 翻訳を依頼する

翻訳会社から提示された見積内容で、料金や納品予定日などを確認しましょう。問題なければ正式に依頼をします。翻訳の依頼はメールでのやりとりが一般的ですが、契約書の送付は郵送で行われるケースもあります。

▶2-4 納品物を確認する

最後に、納品物を確認します。翻訳された契約書が送られてくるので、内容が依頼に基づいたものかどうかチェックしましょう。納品物はメールでデータが送られるか、データと郵送の両方で送られるケースがあります。

修正依頼があれば再度連絡しますが、その際、別途料金がかかるかどうかは契約書に明記されているケースが多いので、確認しておきましょう。

3. 契約書の翻訳会社を選ぶ際のポイント

握手している画像

契約書の翻訳を依頼する翻訳会社は、どのように選べばよいのでしょうか。

ここからは、重要な契約書の翻訳を安心して依頼できる翻訳会社を選ぶための、以下4つのポイントをご紹介します。

  • 豊富な実績を有しているか
  • コストパフォーマンスに優れているか
  • 仕様変更・トラブル発生時の対応力はあるか
  • 品質管理体制は万全か

契約書の翻訳は、ビジネスを成功に導くかどうかの分かれ道になります。翻訳会社の選び方が、企業の未来を左右するといっても過言ではありません。

上記4つのポイントについて詳しく解説しますので、翻訳会社を選ぶ際の参考にしてみてください。

▶3-1 豊富な実績を有しているか

契約書の翻訳会社を選ぶ際のポイント1つ目は、豊富な実績を有しているかどうかです。契約書の翻訳を依頼するなら、以下3つの知見があり、また実績に優れている会社を選ぶことをおすすめします。

  • 契約書作成
  • 法務
  • 法律

契約書の翻訳には、幅広いかつ深い知識があり、また実務経験のある企業を選ぶことがポイントです。

また契約書の分野によって、その専門知識を持った翻訳者が担当してくれることも必須条件でしょう。
まずは翻訳会社の創業年数や取引実績をリサーチし、企業の信頼性が高いかどうかを調べておきましょう。

▶3-2 コストパフォーマンスに優れているか

契約書の翻訳会社を選ぶ際のポイント2つ目は、コストパフォーマンスに優れているかどうかです。

予算内に収まり、かつ費用対効果の高い翻訳の品質を提供してくれる翻訳会社を選ぶようにしましょう。

また、コストに対する納期の設定や、納期変更に対してどれだけ柔軟な対応をしてくれるかもチェックしておくと、急ぎの依頼や修正が発生したときにも安心です。

▶3-3 仕様変更・トラブル発生時の対応力はあるか

契約書の翻訳会社を選ぶ際のポイント3つ目は、仕様変更・トラブル発生時の対応力があるかどうかです。

実際に納品物を受け取ってから仕様変更をする必要が出てきたり、修正を依頼したりするケースが考えられます。そのような場合でも、柔軟に対応できる翻訳会社に依頼することで、急な変更点が発生しても安心してお任せすることができるでしょう。

▶3-4 品質管理体制は万全か

契約書の翻訳会社を選ぶ際のポイント4つ目は、品質管理体制が万全かどうかです。

原稿・原文に忠実な翻訳がなされているかどうかはもちろん、ネイティブチェックや二重チェックなどで品質の管理が徹底されているかどうかも、チェックすべきポイントです。

依頼時に送付した資料や表記統一ガイドにのっとって翻訳ができる企業であれば、納品後の修正箇所が少なくなり効率的でしょう。

4. まとめ

契約書の翻訳を依頼する際の、翻訳会社選びについて解説しました。契約書の翻訳は、ただ言語から言語に翻訳するだけでなく、その分野の専門性や文書のクオリティー、また法的知見や実績があることも大切な条件です。ビジネス成功のため、契約締結のために、信頼性のある翻訳会社を選びましょう。

NTCネクストは法律や経済、技術論文、医療など専門性の高い様々な分野に対応しており、スピーディーかつ正確な翻訳会社としてご好評いただいています。ネイティブチェックも徹底しており、厳重な校正で「現地の人に伝わる翻訳」を実現します。

ご相談、お見積もりは無料となっておりますので、高品質な翻訳会社をお探しの方はぜひお問い合わせください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次