外国語で書かれた論文を完璧に理解したいが、読むだけで精いっぱいになってしまう
こんなお悩みがあったら、論文翻訳サービスを使ってみましょう。
論文の分野に関する知識はあっても、原文の言語が分からなければどれだけ調べても時間が足りませんよね。
この記事では、論文を翻訳するのにおすすめの方法を3種類ご紹介します。
論文の種類や分野、ボリュームなど、それぞれの条件に合った方法を選んで、効率的な翻訳を叶えましょう。
よりスピーディーな方法、安全な方法など、使う人のニーズに合わせてご紹介していきます。
論文翻訳におすすめの方法
論文翻訳におすすめの方法は、以下の3つです。
- 論文翻訳専門ツールを使う
- 無料の翻訳ツールを使う
- 翻訳会社に依頼する
すべて論文翻訳に役立つ方法ですが、論文の種類やボリュームによって適した方法が違うでしょう。
特に論文は分野が多岐にわたり、専門用語が使われる特殊な文書です。より正確に翻訳し、研究や業務に活かす必要がありますね。ここからは上記の方法を詳しく掘り下げ、どんな論文翻訳に向いているのか、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
▶論文翻訳専門ツールを使う
論文翻訳におすすめの方法は、論文翻訳専門ツールを使うことです。
論文は専門分野であることが多く、また図やグラフが用いられていることもあります。そのため論文に特化した翻訳ツールを使うことで、どんな形式の論文でもレイアウトを崩さず綺麗に翻訳できるメリットがあります。
論文翻訳専門ツールは、論文に使われる難解な表現も学習しているので、文脈を読み取り自然な翻訳にすることも可能です。
論文翻訳をスピーディーに行い、業務効率化を図りたい人におすすめです。
▶無料の翻訳ツールを使う
論文翻訳におすすめの方法は、無料の翻訳ツールを使うことです。
論文翻訳ツールには無料版と有料版がありますが、無料版の中には機械学習により翻訳精度の高いものが多く存在しています。文字数制限や対応言語に差はありますが、メジャーな言語で書かれたライトな論文であれば、無料の翻訳ツールで事足りるケースもあるでしょう。
論文翻訳にかけるコストを節約したい、論文がそこまで難しいものでないという場合におすすめです。
▶翻訳会社に依頼する
論文翻訳におすすめの方法は、翻訳会社に依頼することです。
翻訳会社に論文を依頼する方法は、もっとも信頼性が高く安全で、また正確な方法といえるでしょう。論文は人が書いたものなので、人が読んで”誰でも理解できる翻訳”にすることが理想的です。原文の言語特有の言い回しや書き手の意図、趣旨などを細かく読み取るのは人にしかできない技術なので、より正確で安全な論文翻訳を求める人におすすめです。
論文の翻訳は無料ツールでもできる?
論文を翻訳するのに「無料ツール」を使うという方法をご紹介しました。前述したように、論文の専門性が低い場合やボリュームが少ない場合など、一定の条件下では無料の翻訳ツールが役立つでしょう。しかし、医学や学術の分野だと専門性が高く、無料の翻訳ツールでは翻訳の精度が落ちてしまう可能性があります。
ここからは無料でできる論文翻訳と、有料ツールを使うべき論文翻訳を比較してみましょう。
▶論文は専門用語が多いので有料版がおすすめ
専門用語の多い論文を翻訳する場合は、有料版がおすすめです。
論文にはそれぞれの分野があり、難解な表現や専門用語が用いられています。そのすべてに対応し、また読み手が理解できる翻訳結果を提供してくれるツールである必要がありますね。
それを叶えるには、無料版だと機能面で不足する可能性があります。有料版を使うことで、より幅広い分野や専門用語に対応した、精度の高い翻訳をしてもらえるでしょう。
▶マイナーな言語の論文なら有料版がおすすめ
マイナーな言語で書かれた論文なら、有料版がおすすめです。
翻訳ツールの無料版と有料版で大きく違う点の1つが、対応言語の差です。英語や中国語などのメジャーな言語で書かれた論文は、無料の翻訳ツールで対応できることがおおいでしょう。しかし、話者人口の少ない言語で書かれた論文を翻訳したい場合には、対応言語数の多い有料ツールをおすすめします。しかしGoogle翻訳のように、無料でありながら対応言語数が多いツールもあります。翻訳する論文の分野や専門性に適しているかどうかで、無料ツールを使うか判断しましょう。
▶翻訳の精度を高めるなら有料版がおすすめ
翻訳の精度を高めたい場合には、有料版がおすすめです。
無料版と有料版では、言語モデルと呼ばれる「自然な言葉選びや言い回しを学習する技術」に差があることがあります。そのため、無料版では不自然な翻訳になってしまうものも、有料版にアップグレードするとより自然で分かりやすい翻訳になることがあるのです。
そのため、言語モデルが異なるバージョンの翻訳ツールを使う場合には、有料版を選ぶほうが良いでしょう。
翻訳ツールとプロの論文翻訳の違いは?
翻訳ツールを使った翻訳と、プロの翻訳はどのように違うのでしょうか。
翻訳ツールの精度やクオリティーは年々上がっており、より自然な日本語に訳せるツールも増えてきました。しかし日常会話や旅行会話と違い、論文の翻訳はミスが許されない重要な文書です。翻訳ツールのみで完璧な論文翻訳ができるとは言い難く、プロが手がける翻訳とは差があることが分かりました。
具体的な違いは、以下の通りです。
- 翻訳の精度が高いか
- 訳抜け・訳過多があるか
- 100%理解できる翻訳に仕上がるか
詳しく解説していきましょう。
▶翻訳の精度が高いか
翻訳ツールとプロの論文翻訳の違いは、翻訳の精度が高いかどうかです。
論文は複雑な構成になっていたり、難しい表現が使われていたりすることが多くあります。また、人が書いたものなので人が読んで文脈を読み取る方が、翻訳の精度が上がります。特に化学論文や医学論文には、まだAIが学習しきれていない専門用語が多く存在しており、知識のある人が翻訳をする必要があるとされています。
▶訳抜けや訳過多があるか
翻訳ツールとプロの論文翻訳の違いは、訳抜けや訳過多があるかどうかです。
論文は一文が長かったり、専門用語が連続して使われたりするので、翻訳ツールでは訳抜けや訳過多が起こる可能性があります。論文の種類によっては、少しの翻訳ミスも許されないことがあるでしょう。翻訳ツールの結果を100%信じるのはまだリスクが高いとされており、プロの翻訳とは品質の差があります。
▶論文を100%理解できる翻訳に仕上がるか
翻訳ツールとプロの論文翻訳の違いは、論文を100%理解できる翻訳に仕上がるかどうかです。
翻訳ツールで訳された論文は、読み手が理解しやすいかどうかは考えられていないことが多くあります。AIなので、原文を学習データ通りに訳すという作業にすぎないからです。一方、プロの翻訳者は読み手が正確に理解できる論文になるよう意識して翻訳を行います。書き手のニュアンスや原文の言い回しを細かく読み取り、読み手に向けて配慮された翻訳に仕上げることができるのです。
論文の翻訳会社の選び方
論文の翻訳は、プロに依頼するのがおすすめです。
より正確で高品質な論文翻訳を叶えるため、翻訳会社の選び方を解説していきます。ひとくちに翻訳会社といっても、必要なのは言語力だけではありません。論文翻訳は難易度が高い翻訳ジャンルのため、依頼する翻訳会社は慎重に選ぶことが大切です。
ここからは、論文翻訳を依頼する会社の選び方をご紹介します。
▶論文の分野に特化しているか
論文の翻訳には、論文の分野に特化している会社を選びましょう。
論文の翻訳をするために、言語力だけでなく論文の分野に関する専門知識も必要です。論文は一般的な翻訳よりも難易度が高いとされ、より高度な知識・知見が求められるので、論文の分野によって依頼する翻訳会社を入念に選びましょう。その分野の専門教育を受けている翻訳者が在籍しているかどうかを、ホームページで確認することをおすすめします。
▶実績のある翻訳会社か
論文の翻訳には、実績のある翻訳会社を選びましょう。特に、翻訳を依頼したい論文の分野に関する実績が必要です。翻訳会社の実績はホームページに記載している会社もありますので、チェックしましょう。
また、翻訳ツールを使って翻訳した文章をチェックしてくれる”ポストエディット”というサービスを提供している翻訳会社もあります。
NTCネクストもポストエディットのサービスを行っており、翻訳ツールの翻訳結果をブラッシュアップし、さらに読みやすい論文に仕上げることができます。スピードも品質も重視したい人は、NTCネクストにお問い合わせください。
▶ネイティブチェックがあるか
論文の翻訳には、ネイティブチェックのある翻訳会社を選びましょう。外国語で書かれた論文には、書き手やその国特有の言い回しが使われていることがあります。文化的背景やニュアンスをAIがすべて汲み取るのは難しいとされており、ネイティブチェックをすることでさらに分かりやすく精度の高い論文にすることができます。
NTCネクストはネイティブチェック制度が整っており、論文の使用言語における文章作成能力や文章構成能力を保有するプロが対応いたします。
対応ジャンルも多岐にわたりますので、ぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
この記事では、論文の翻訳におすすめの方法をご紹介してきました。
論文の翻訳はツールでも可能な場合がありますが、専門性の高い論文や、間違いが許されない論文翻訳の場合、翻訳会社に依頼するのがもっとも正確で安心な方法です。
NTCネクストは、翻訳の品質だけでなくポストエディットやネイティブチェックという制度をご用意しています。依頼者の要望に合わせ、読み手が理解しやすい高品質な翻訳文を提供いたします。
正確かつ高クオリティーな論文翻訳をお求めの方は、ぜひNTCネクストをご利用ください。