金融翻訳をしたいが、AIでは不安…翻訳会社の選び方も分からない!
そんなお悩みを抱えていませんか?
金融翻訳は専門性や難易度が高い分野のため、AIでは正確性や精度が不十分でしょう。翻訳会社に依頼するのがもっとも安全で正確な方法ですが、実は金融翻訳を依頼する際には、より入念に翻訳会社を選ぶ必要があります。
金融翻訳は単なる言語から言語への翻訳ではなく、高レベルな知見や適用国の法律に関する知識など、翻訳とは別のスキルが求められます。
金融翻訳を依頼する翻訳会社選びに失敗しないためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
金融翻訳を依頼する翻訳会社の選び方
金融翻訳を翻訳会社に依頼する際は、選び方が重要です。なぜなら、金融翻訳は機密情報や専門用語が多く、単純に言語から言語へ翻訳するだけでは不十分だからです。
金融翻訳を依頼する会社は、以下のポイントを押さえて入念に選ぶようにしましょう。
- 金融業界の知見がある翻訳者がいる会社
- チェック体制が厳重な会社
- セキュリティ対策を徹底している会社
- スピーディーに対応できる会社
すべて、金融翻訳をするにあたり重要な条件ですので、1つずつ詳しく解説していきます。
▶ 金融業界の知見がある翻訳者がいる会社
金融翻訳を依頼する際には、金融業界の知見がある翻訳者がいる会社を選びましょう。
金融翻訳は一般的な翻訳よりも難易度が高いだけでなく、翻訳者には金融会社に勤める専門家と同等の知識を持っていることが必要不可欠です。金融業界の専門知識や用語が頻出する文書なので、一般的な言葉に翻訳するのではなく、金融業界に通じる文書にする必要があります。
弊社NTCネクストでは、ご依頼の翻訳分野に精通した適切な翻訳者が担当いたします。
▶ チェック体制が厳重な会社
金融翻訳を依頼する際には、チェック体制が厳重な会社を選びましょう。
金融翻訳は専門用語や知識、独自の表現方法を理解しながら、伝わりやすい翻訳にすることが必要不可欠です。そのためには、翻訳担当者だけが翻訳を手掛けるのではなく、何回にもわたるチェック体制やネイティブチェックなど「高品質を維持する体制」が整っていることが重要なのです。
NTCネクストは、ダブルチェック・ネイティブチェックを徹底していますので、常に高品質・高精度な翻訳を提供しています。
▶ セキュリティ対策を徹底している会社
金融翻訳を依頼する際には、セキュリティ対策を徹底している会社を選びましょう。
金融翻訳で取り扱う情報は、企業の機密情報です。情報漏洩は許されないため、高レベルのセキュリティ対策がなされていることが最低条件でしょう。
NTCネクストは、お客様からお預かりする情報の管理を徹底しています。国際規格であるISO 27001を取得しているほか、ネットワークの安全管理、そしてオフィスのセキュリティ体制にも万全を期しています。
▶ スピーディーに対応できる会社
金融翻訳を依頼する際には、スピーディーに対応できる会社を選びましょう。
金融翻訳は、他の翻訳分野と比較するとよりスピードが求められます。金融翻訳の中でも、特に決算報告書や事業契約書などは締切が厳格に定められているケースがあります。高品質な翻訳をスピーディーに提供する必要があるのです。
また、各国の経済情勢が目まぐるしく変わるため、納品後でも修正依頼に対応できる会社が望ましいでしょう。
NTCネクストは、見積から納品まで限りなく短い納期で対応させていただいております。また、納品後のフィードバックや修正依頼にも柔軟に対応しておりますので、安心してご依頼いただけます。
金融翻訳の特徴
金融翻訳は、一般的な翻訳にはない特徴を持った分野です。
翻訳というと、原文と翻訳言語の2つの言語力に長けていることが必要不可欠だと思われるかもしれません。しかし、金融翻訳はそれだけでは不十分です。
金融業界の専門知識や適用国の法律、文化、そしてすべての人が理解できる翻訳にするための文章能力など、幅広い知識と技術が求められます。
適切な翻訳会社を選ぶために、金融翻訳の特徴を押さえておきましょう。
▶ 専門用語が多く難易度が高い
金融翻訳の特徴1つ目は、専門用語が多く難易度が高いことです。
金融業界の文書は、母国語で書かれていても正確に理解できないことがあるほど、複雑で難解な表現を含んでいます。母国語でも難易度の高い金融文書ですから、外国語となれば顧客は不安に感じてしまうでしょう。金融翻訳をする際には、各言語のネイティブが読んで正確に理解でき、金融文書として信頼できる翻訳にする必要があります。
▶ 適用国の法律や文化の知識が必要である
金融翻訳の特徴2つ目は、適用国の法律や文化の知識が必要であることです。
金融翻訳をするにあたっては、適用国によって異なる法律や規制に準拠しなければなりません。税務規定や証券取引法、金融監督法など、各国で異なる規定が設けられているためです。
また法律だけでなく、各国の文化や慣習も考慮して翻訳する必要があるでしょう。正確な文章で、かつ各国の文化的背景から読み手がどう受け取るかを感知する能力も求められるのです。
単なる言語力や文章能力だけでは成立しないのが金融翻訳の特徴であり、難易度の高い部分でもあります。
▶ 全ての人が理解できるようローカライズする必要がある
金融翻訳の特徴3つ目は、全ての人が理解できるようローカライズする必要があることです。
専門用語や難解な表現が頻出する金融翻訳ですが、ビジネス用語を並べれば良いというものではなく、読んだ人すべてが正確に理解できるよう内容をローカライズし、伝わりやすい翻訳にしなければなりません。
専門用語のニュアンスや正確な意味を把握し、適切に翻訳できる高い文章能力を兼ね備えた翻訳者が必要となります。
金融翻訳の種類
金融翻訳にはどのような種類があるのか見てみましょう。
金融業界は多岐にわたるカテゴリが存在し、それぞれが細分化されているため、対象となる文書の種類が多いのが特徴です。ひとくちに金融業界といっても、翻訳会社に依頼する際には細かな分野に精通した翻訳者がいること、またその実績を持っていることを確認しましょう。
金融翻訳の種類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
財務記録 | 世界各国に従業員や顧客を持つグローバル企業において、各種の財務記録を国ごとに保管する必要がある | 四半期報告書年次報告書貸借対照表 |
銀行の文書 | 国際的な銀行では、取り扱うサービスや金融商品に関する文書を翻訳し、各国の人々が利用できるようにする必要がある | 申請書口座情報キャッシュフロー計算書プライバシーポリシーセキュリティポリシー |
投資銀行の文書 | 投資銀行は「証券業」の一種で、新規顧客開拓や商品販売のための文書の翻訳が必要であり、またスピードと正確性も求められる | M&Aの交渉文書や契約書コーポレートガバナンスピッチブック |
保険文書 | 世界的なビジネスである保険業界では、世界中の顧客の要求に応えるための文書翻訳が必要である | 保険契約書保険承認状保険金請求書類損害報告書 |
資産運用関係の文書 | 世界中に顧客を持つ資産運用会社では、最新の口座情報を投資家の母国語で提供する必要がある | パフォーマンスレポート資産運用方針要約目論見書 |
まとめ
金融翻訳を依頼する際のポイントや、翻訳会社の選び方を解説しました。
金融翻訳は難易度が高く、言語力や文章能力以外に求められる知識やスキルの多い分野です。そのため、金融翻訳を依頼する際にはより入念に、正確で安全性の高い依頼先を選ぶ必要があります。
NTCネクストは、品質・納期・料金、そしてもっとも大切なセキュリティ対策のすべてに自信を持ってサービスを提供している翻訳会社です。
金融翻訳や業界知識に精通したプロが在籍しておりますので、難易度の高い金融翻訳、また高精度な翻訳をお求めの方もぜひ、お問い合わせください。