医療関連の翻訳を依頼したいけど、どんな会社を選ぶのが正解かわからない
医療従事者の方や医療翻訳が必要な職に就いている方は、このようなお悩みを持っているかもしれません。
医療翻訳は人の命にかかわる専門的な分野だからこそ、翻訳会社の選び方が重要です。
この記事では、医療翻訳を依頼する会社の選び方や、機械翻訳との違いについて解説します。
医療翻訳を依頼するなら、信頼性が高く高品質・高精度な翻訳ができる会社に出会うのが理想的ですよね。
ぜひ最後までご覧になり、医療翻訳を依頼するのに最適な会社をご検討ください。
医療翻訳を依頼する会社の選び方
医療翻訳を依頼するには、会社の選び方が重要です。
医療翻訳は、ただ言語から言語に翻訳するだけの作業ではありません。人の命にかかわる文書を扱うこともある医療翻訳は、どの翻訳分野よりも重みのある責任を伴います。
そのため、以下3つの条件を満たした会社を選ぶことが重要です。
- 医療知識に精通した翻訳者がいる会社
- 医療翻訳の実績がある会社
- 品質管理体制が整っている会社
具体的にどのような会社を選ぶべきか、詳しく解説していきましょう。
▶ 医療知識に精通した翻訳者がいる会社
医療翻訳は高い専門性が求められるので、医療知識に精通した翻訳者がいる会社を選ぶことが大切です。
なぜなら、医療翻訳は翻訳力や言語力だけでなく、専門的な知識も要する翻訳分野だからです。
NTCネクストは、さまざまな分野の翻訳に対応しており、それぞれの専門知識を備えたプロの翻訳者が担当します。医療分野においては、医療知識や医療用語、また国内外の医療習慣にも精通した翻訳者が在籍していますので、安心してご依頼ください。
▶ 医療翻訳の実績がある会社
医療翻訳には安全性と信頼性が求められるので、医療翻訳の実績がある会社を選ぶことが大切です。
仮に翻訳を依頼するにあたり評判の悪い会社であれば、取引実績が少ない場合があります。取引実績の有無は、依頼する会社を選ぶ重要な判断基準になるでしょう。
NTCネクストは創業40周年を迎え、医療翻訳の実績が豊富にあります。これまでに医薬記事雑誌やカルテをはじめ、医療機器の取扱説明書や医薬品のカタログまで、幅広い医療関係の翻訳を承っています。
▶ 品質管理体制が整っている会社
医療翻訳は失敗が許されないので、ミスを限りなくゼロにする品質管理体制が整っている会社を選ぶことが大切です。
誤字脱字はもちろん、数値の違いも致命的なミスになる医療翻訳。依頼する会社が、何重にもわたるチェック体制を徹底しているかどうかを確認しましょう。
NTCネクストは、通常1回のご依頼の中で3回のチェックを徹底しています。担当翻訳者が翻訳後、校閲・校正チェックをし、そのあとネイティブチェックを2回行います。専門知識を備えた優秀な翻訳者が担当しますが、最高品質の翻訳にするため常に最善を尽くしています。
医療翻訳が難しいとされる理由
医療翻訳は、ほかの翻訳分野と比較すると難易度が高いジャンルと考えられています。
主な理由は以下の通りです。
- 人の命を扱う翻訳文書だから
- 専門用語を扱うから
- 国によって医療に関する法律が異なるから
もっとも難しいとされる理由は、人命を左右する文書だということです。医療翻訳を依頼する会社を選ぶのは、人命を左右することに直結します。医療翻訳が難しいとされる理由を知って、より良い翻訳会社に出会えるようにしましょう。
▶ 人の命を扱う翻訳文書だから
医療翻訳が難しいとされる理由は、人の命を扱う翻訳文書だからです。
医療は人の命を救うための行為なので、医療翻訳によってより多くの人の命を救うことが可能だといえます。そのため、ミスや誤訳があると人の生死を分ける可能性があるということでもあります。
医療翻訳を依頼する会社に医療知識や取引実績、品質管理体制を求めるのも、人の命を救うためだといえるでしょう。
▶ 専門用語を扱うから
医療翻訳が難しいとされる理由は、専門用語を扱うからです。
医療翻訳の原文となる文書には、医療用語が頻出します。医療翻訳をするなら、医療関係のバックグラウンドを持っていたり、医療職と同等の医療知識を持っていたりする翻訳者が行う必要があるでしょう。
また医療業界は日々進歩しており、新薬や新しい治療法が次々に開発されます。常に最新情報をアップデートしなければならず、最新情報にキャッチアップするには専門知識や用語を熟知している必要があるのです。
▶ 国によって医療に関する法律が異なるから
医療翻訳が難しいとされる理由は、国によって医療に関する法律が異なるからです。
医療翻訳は専門用語を適切に翻訳することはもちろん、翻訳の適用国の法律や文化、医療習慣に応じて表現を変えたり、規定・ルールに従ったりする必要があります。
このように、医療翻訳は「分かりやすい」「読みやすい」だけではなく、人の命を救うための各国の法律に則った正しい文書にしなければなりません。
そのため、難易度の高い翻訳分野とされているのです。
医療翻訳は機械でもできる?
医療翻訳は依頼する翻訳会社の選び方が重要だということ、また難易度の高いジャンルであることをご説明しました。
それでは、現代急激に発達している機械翻訳で、医療翻訳をまかなうことはできるのでしょうか。
NTCネクストの答えは、以下の理由から「NO」です。
- 機械翻訳では重大なミスが起こる可能性がある
- 機械翻訳は専門用語が多い分野が苦手である
- 機械翻訳は最新情報を取り入れるのが苦手である
なぜ機械翻訳は医療分野に適さないのか、詳しく解説していきます。
▶ 機械翻訳では重大なミスが起こる可能性がある
機械翻訳では、重大なミスが起こる可能性があります。
機械翻訳はボリュームのある翻訳でも一瞬でこなすことができ、コストや時間を節約するには最適な方法です。しかしその反面、翻訳の精度は劣る可能性があります。
特に、翻訳の適用国の法律や文化を配慮して訳すということまでは、機械翻訳にはできません。
そのため、機械翻訳が行った翻訳をそのまま使用してしまうことで、読み手に致命的な誤解を与えてしまう可能性があるでしょう。
▶ 機械翻訳は専門用語が多い分野が苦手である
機械翻訳は、専門用語が多い分野を苦手としています。
機械翻訳は機械が学習したデータをもとに翻訳文章を作ることに長けているため、一般常識やよく知られた情報の翻訳は得意としています。しかし医療用語まではカバーできず、専門用語を正確に翻訳できない可能性があるでしょう。
人の命にかかわる文書を取り扱う医療翻訳で、機械翻訳を使うのはリスクが高いといえます。
▶ 機械翻訳は最新情報を取り入れるのが苦手である
機械翻訳は、最新情報を取り入れることを苦手としています。
機械翻訳は、日々アップデートされる最新の医療知識や情報を取り入れることが難しく、機械翻訳が翻訳した情報はすでに古くなっている可能性があります。
医療分野の変化や進歩は目まぐるしいので、常に最新情報を盛り込んだ翻訳にする必要があります。
そのため、機械翻訳ではなく最新情報をリサーチできるプロの翻訳者が担当することが望ましいでしょう。
まとめ
医療翻訳を依頼する会社の選び方や機械翻訳との違いなど、重要なポイントをお話ししました。
医療翻訳は、ほかの翻訳と比較すると「人命」を扱う重要な文書のため、翻訳会社を選ぶ際には特に注意が必要です。
本当に信頼できる翻訳会社に出会うため、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。
弊社NTCネクストは、品質の高さや対応の迅速さでお客様から好評のお声をいただいています。納品後のアフターサービスを含め、ご依頼くださったお客様のご要望に沿って、誠心誠意対応させていただきます。
医療翻訳を依頼する会社をお探しの場合はぜひ一度、お問い合わせください。